自作で作るTシャツを作りたい!アイロンプリントでTシャツを作る時に気をつけることや注意点をまとめました。
9210 更新日MENU
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自宅のプリンターで印刷できるアイロンプリントシートで自作Tシャツやトートバッグを作成する方法を解説。
『アイロンプリントでTシャツを作りたい!』という方に自宅でアイロン転写シートを使って作るTシャツの作成方法をご紹介。
アイロン転写シートで作成するために必要な道具は以下の通りです。
Tシャツにプリントしたいデザインを作成します。デザインを作成するには専用のグラフィックデザインソフトが便利ですが、ワードやエクセル等でも大丈夫です。今回使用するアイロン転写シートはA4サイズなのでA4に合わせたサイズで作成します。
又、後にハサミやカッターでトリミングを行うことも可能なのでワンポイントマークなど一枚のシートに複数作成するとシートが無駄になりません。
デザインが完成したらいよいよプリンターで印刷です。と、その前に必ずデザインを反転してください!転写するので反転したデザインが必須です。プリンターの印刷設定に反転プリントの機能があれば反転プリントをで印刷、もし反転プリント機能がなければ、ソフト上で反転して作成しましょう。
トリミングが必要なければそのままでトリミングしなくても半透明になりますが、文字などはトリミングした方がより綺麗に仕上がります。
実際のTシャツにプレスするシートを当て位置を確認してみましょう。
ギリギリでトリミングしない
トリミングする際はデザイン面ギリギリでトリミングしないで若干の余裕を持ってトリミングすることをオススメします。
※プレス後にはがれる原因になります。
プレスする時は180度で均一に圧力をかけます。一度に一カ所ではなく5,6秒の時間をかけて数回全体重をかけてプレスします。圧が弱すぎると後にはがれる原因になり、一カ所に圧力をかけすぎるとTシャツが 焦げてしまいます。慎重にプレスしましょう。
又通常の柔らかいアイロン台ではなく、固くて水平な所でプレスします。
転写シートをTシャツにプレスについて気をつけることをまとめてみました。
プレスが終わったら、冷めるまで待ち、慎重にシートをはがします。この時、シートの余白が少ないと文字など細かなデザインの場合苦戦します。最後に転写シート同様に仕上げシートをプレスし、終了です!
実際に転写シートに自宅のプリンターで印刷して作成した転写シートをTシャツに印刷した場合このようになります。
トートバッグに転写シートをプレスしても大丈夫でした。しっかりとくっついて、洗濯しても何も問題なくプリントされています。
マークを転写シートに印刷し、アイロンでプリントしてみました。すごい綺麗に仕上がって、洗濯してもなんともなかったです。
と言うことは?学校や幼稚園の名前など印刷しておけばオリジナリティのある名入れができそうですね。
グラデーションの表現などはほぼ完璧にプリンターの出力時と変わらずデザインが可能です。カラーの設定は必ずCMYKカラーモードで作成しましょう。
アイロンプリントで作成するTシャツのメリットはプリント位置だと思います。他のショップでもプリント位置は決まっているため、ずらしてプリントをする場合は高額な料金が発生してしまいますが、アイロンプリントの場合はどこでも好きな箇所にデザインできることです。
慣れてくるとTシャツ以外にも様々なものにアイロンプリントが楽しめてオリジナルグッズを自分用に作成するのが楽しくなります。
自作でTシャツを作って思うことは、手間がかなりかかるということです。僕はおおよそ、40枚ほど作成経験がありますが、デザインから、プリント、そしてプレスして仕上げなので一人で大量生産するのには限界があります。
ただ、一般ではできないプリント位置にプリントしたり、自分だけの1枚を作りたい人にはおすすめな方法です!