イラストレーターのグラデーションの使い方と効率の良いテクニックを解説。基本操作を覚えてイラストをリッチに!
もえ
初心者には操作が難しいと言われるメッシュグラデーションの操作方法。
イラストレーターでグラデーションを使う基本操作とちょっとしたテクニックを解説します。フォトショップに比べてちょっと複雑なイラレのグラデーション。でもちょっとマスターすると便利でイラストを簡単にリッチにできるのでマスターしましょう。
まずはイラストレーターで円のオブジェクトを描き円を選択した状態でグラデーションパネルのグラデーションバーをクリックします。
そうすると、デフォルトの白から黒に変わるグラデーションが円のオブジェクトに適用されるはずです。
グラデーションパネルの基本操作に使用するパネルの説明
スライダーのカラーをクリックするとカラーを選択できます。グラデーションパネルでカラーを選択する方法はスォッチとカラーがあります(cs5)
スォッチからカラーを選択する事が可能です。
カラーパネルにはRGBやHSBなどでカラーを選択する事が可能です。色々設定はありますが、僕はHSBが使いやすくおすすめです。
photoshopと比べて不便と思うのがスポイトからグラデーションのカラーが拾えない事です。しかし、カラーガイドの近似色パレットやスォッチ、塗りと線パネルをグラデーションスライダーにドラッグ&ドロップで設定する事も可能です。
グラデーションスライダーでカラーを追加するには追加したいスライダーの位置の下をクリックするだけで追加できます。又、削除するには、グラデーションスライダーのカラーをそのまま下方向にドラッグするだけで削除する事ができます。
簡単なグラデーションを一瞬で作成するのならブレンドツールを使用した方が楽です。
基本は図形を複製し、ブレンドツールで連続した図形を作成し、グラデーションを作成します。
まずは星形の図形を作成し、オブジェクト → パス → パスのオフセット → 30pxで同じ図形を外側に作成します。
外側の星マークを濃い青にカラーを変更後Wキーを押しブレンドツールを呼び出します。その後、両方の図形をクリックするとグラデーションが作成されます。グラデーションの調整はブレンドツールのステップ数などで調整して下さい。ブレンドツールについてはブレンドツールの使い方で紹介しているので確認してみて下さい。
最も難しいと言われるグラデーションメッシュでグラデーションを設定する方法です。こちら繊細なデザインには欠かせない方法ですが、ベジェ曲線のハンドル操作やメッシュの操作を覚える必要があり上級者向けのツールです。
メッシュの追加は対象オブジェクトを選択してUキーでメッシュツールを呼び出します。その後、メッシュを追加したいカ所をクリックすると追加でき、反対に削除する場合はAlt(Macはoption)を押しながらメッシュをクリックする事で削除出来ます。又、メッシュポイントをドラッグで動かす事も可能です。
メッシュツールでメッシュポイントをクリック後任意のカラーをスォッチやカラーガイドをクリックすると追加できます。
メッシュポイントをあまり多くすると複雑になりすぎて、操作が難しくなります。おすすめなメッシュは四角形の図形を作成し、限られたメッシュのみを設定し、一つのグラデーションのパーツとして管理すると操作しやすくなります。
この方法をマスターするにはベジェ曲線のコントロールとアンカーポイント追加や削除などの知識があれば可能です。
この方法は一正確なベジェ曲線の正確なコントロールが必要です。カーブした図形にメッシュ設定した図形をダイレクト選択ツール/アンカーポイント追加ツールなどを利用し、正確に貼って行く作業です。このコントロールを覚えるとグラデーションメッシュを利用した様々なデザインが可能になります。
元からあるスォッチライブラリーからグラデーションを選択する方法です。
又、最も近いスォッチを選択語、そこから意図したグラデーションに変更するという方法も効率的です。ライブペイントツールでの着色など大変便利です。
イラレのグラデーションってちょっと複雑ですね。特にグラデーションメッシュについてはかなり複雑ですが、かなり細かいグラデーションを設定する事が可能です。使いこなすにはベジェ曲線のハンドル操作が重要なポイントですね。
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