1434 更新日

未経験でWEBデザイナーに転職する人に読んでほしい僕の3つの間違え

未経験でWEBデザイナーに転職する人に読んでほしい僕の3つの間違え

喜ぶfool

転職後に知った衝撃の事実!僕が勘違いしていてたWEBデザイナーの業務・概念について解説します。

笑顔のfoolfool

「未経験だけど念願のWEBデザイナーに転職できた!やった!、職業訓練の先生に大感謝!未経験の僕を雇ってくれた企業さんありがとう!これからはクリエイティブに生きるぞ!」

と、トントン拍子に事は進まなかったのです、なぜなら僕が想像していたデザイン業務と実務は違っていたからです。

WEBデザイナーになる前に想像していた3つのこと

  • 自分の想像を
    形にする仕事
  • デザイン参考なしで
    デザインする
  • 文字(読み物)と
    デザインは別物
foolfool

それでは、僕の勘違いをの項目で紹介していきます。

WEBデザイナーは自分の想像を形にする仕事ではない?

へへーん顔のfoolfool

よし!晴れて僕はプロのデザイナーだ!どんどん想像して自分だけのアートな世界観を表現してデザインするんだ!

入り始めの時思っていたのがこの空想。実際の業務で気づいたのは
「デザイナーとは自分の頭の中を具現化するのではなく、クライアント(お客様)の想像を伝わりやすい形にする仕事」

さらに言うと、「クライアントがPRしたいポイントや情報をわかりやすく整理して形にして伝える仕事」

です。WEBデザイナーだけではなく、デザイナーと職業はこの概念があると思います。

デザイナーとアーティストの違い

後になって気づいたのが、自分のなりたかったのはデザイナーではなく、アーティストだったと言う事です。アーティストは自分自身の想像何らかの形で発信する。どちらも形にするという点では似ているのですが、実務をこなすうちにその違いについて自分の中で葛藤が始まります。

なぜだ!?と悩む

「自分のオリジナルデザインで表現したい!」「このままでいいのか?」
「自分のやりたかった事は本当にデザイナーだったのだろうか?」

など、30代の異業種への転職だからこそ、これから働く会社は何もなければ人生の最終地点としたい。これ以上の時間のロスは年齢的に許されない。。

当時は常に悩んでいました。そのうちある考えにたどり着きます。それは…

アーティストとデザイナーの違いはあっても形にする技術は一緒だ。

前職のサービス業よりは自分のやりたいことに近い仕事だと思い、納得しました。また、「デザイナーの人はパワーアップしたらアーティストになるんだ!」とも考え、「デザイナーとして働く視点の他の時間は独学や自身の活動に専念する事で夢を叶えることができるはずだ!」とも考えました。

「時間外で自分のやりたいこと、仕事でのスキルアップ全てを効率よく学べる環境が必要だ…」
そこで効率的に学び・失敗できるこのサイトが誕生しました。

考えるfoolfool

デザイナーとはクライアントとコミュニケーションを取りつつ情報を整理し、伝えやすくする仕事
アーティストは自分を表現し、発信すると言う違い。自分がデザイン業務を初めてやって気づいたポイントでした。

参考なしでデザインしてはいけない?

「1からデザインする非効率な事はやめてください」

WEBデザイナーになりたての時、良く注意されました。

内心、それってコピーって事なんじゃないか!?なども思いながらも仕方なく参考のサイトを探し言われるままにデザインし、結局リテイク(やり直しや修正)が多かった。などの経験があります。

誰も見たことのない斬新で合理的なアイデアはそうそうない

当時アーティスト気分の僕は自分自身で考えたアイデアをそのまま利用してデザインしていました。

しかし、デザインの引き出しの少ない初心者だった僕はチープなデザインになってしまったり、斬新すぎてまとまりのないデザインをしていました。

「ユーザーもクライアントも新しく、斬新なデザインを求めてる!」と勘違いしていました。

実際に求められているのは「見やすい・わかりやすい・簡潔なデザイン」が多く新しいアイデアのデザインは求めていないのです。

完全オリジナルのアイデアはこの世には存在しない?

そこで知ったのが、完全にオリジナルなデザインはない事です。今ある物はすでに考えられたアイデアを参考に作られた物であると言うことです。

斬新なデザインを作るデザイナー

当時僕が何かを参考にするのを嫌がっていたのは、
「他人の真似をするのは嫌いだ」
「オリジナリティを出したい」
などの理由です。

しかし、デザイン以外の物で考えてみると、例えばイラストの模写などは、完全にコピーですし、世の中模範なしでデザインや構想を1から練る人はいないのではないだろうか?と言うことに気づきました。

参考のデザインモデルを出すことで業務の短縮が可能

そこで、参考サイトや参考のレイアウトなどをクライアントから聞き出し、デザインする前にイメージのすり合わせを行う事で、結果リテイクが減ったのです。

焦るfoolfool

熟練したデザイナーであっても必ず何かを参考にしているそうです。参考にする事でデザインの引き出しが増え、効率的にデザインを提供する力がアップするんですね、、

文字(読み物)とデザインは別物?

よし!デザインが上がった!コーディング(イメージを実際のWEBページにする)するぞ!と終わった時にはすでに手遅れなケースが…

いまいちですね…と印象があまりよくないクライアント

「デザインは良いんだけど…なんか伝わらない。」という意見があり、考えてみました。

実際にユーザーの立場になって読んでみた結果、見えてきました修正点がいくつもあり、なるほどと思いました。

「このブロックは連続して文章になるから、ブロック化した方がわかりやすい。」や、

「文章よりも画像で表現した方が伝わりやすいから、文章を三分の一にカットしてあとは補足の挿絵にしよう」

などなど文章をユーザーの立場を理解した上で読むと色々な修正すべき点を発見できます。

出来上がったイメージをただWEBページにするのはソフトの使い方やコーディング技術がある人、もしくは外注でも可能です。

デザイナー・ライター両方の技術を得ている人だからこそ気づける点があり、ここに気づけるか、気づけないかでコンテンツに差が出ます。

デザイナー・ライターと分業の場合は生産性は高まるが、結果クォリティーの低いものになってしまうとも実感しています。

foolfool

デザイナーでもしライティング能力がないのであれば、勉強すべき!
実を言うと僕も文章を書くのはうまくないので、このブログで勉強しようと思っています。

まとめ:未経験からWEBデザイナーになる前に考えたい事

笑顔のfoolfool

WEBの世界は日々進化していて、常に勉強が必要です。当時職業訓練で学んだ最新技術が通じたのは1年目まで、どんどん進化し続ける業界なので、就職後もずーと独学が待っています。独立して自分で何かやる!と言う人には絶好の職と感じています。

この記事をシェアする