超簡単に点線の設定が可能!イラストレーターで点線/路線を作成する時はこの方法を試してみて下さい。サンプルダウンロードあり。
14126 更新日MENU
エリ
地図作成に良く出てくる線路の白と黒の点線の作成方法を解説。
マップ作成をする時など意外に使う機能だったので点線と破線の作り方について紹介したいと思います。
線パネルの破線のチェックボックスにチェックを入れます。これだけで通常の線が破線に変わりました。
又、線の幅と線と線の間隔を指定する事が可能です。
線分と間隔はパネルに6個入力できるヵ所がありますが、各線の幅、間隔を設定する事が可能で、2個めの線の時は間隔を●●に、線の幅は●●になどの指定ができます。
点線を作るにはまず線パネルの先端→ 丸形先端に設定します。すると正円の繰り返しができ、点線が完成します。線幅の調整で大きさも変更可能です。
マップ作成をしているとJR路線が必ずでてきます。その都度線を作成するのは骨が折れる作業なのでイラストレーターの破線機能を利用して作成してみます。
まずはペンツールで水平に線を引いてみます。この線を選択後アピアランスパネルの新規線を追加をクリックし、この線のアピアランスに新たな線を追加します。
アピアランスパネルに線を追加します。今回の路線の線の設定は次の通りです。
次にアピアランスパネルの上部白の線を選択後、線パネルで破線にチェックをして 始めの2つ 線分と間隔に同じ数字28pxを入力します。簡単ですが、これで線路を表す線の完成です!
路線完成!さて、これを実際のマップに配置するけど、もう一度のこの設定をするのが面倒と感じますよね?そんな時はスポイトツールでアピアランスを吸い取り、他のレイヤーに移したいと考えますが、追加した線などが中々うまく反映されない場合があります。
そんな時はレイヤーパネルで効果を移しましょう。
レイヤーパネルで作成したレイヤーの黒っぽい丸印をalt(Macはoption)を押しながら効果を移したいレイヤーにドラッグ&ドロップします。すると効果をコピーして全て移す事が可能です。
今回作成した線のサンプルです。作成バージョンはcs5です。クリックでサンプルをダウンロードできます。
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アピアランスのコピーを繰り返せばこの様に複雑な線であってもすぐに作成可能です。普段マップ作成等をする人は是非覚えておきたい操作方法です。
初期の頃は正円を複製してドット線を作ったり、無駄に図形をブレンドしたりと結構無駄な作業をしていたので今回は点線の記事を解説していみました。もちろん線なので、分解や分割して一つのオブジェクトとして利用する事も可能です。illustratorは一つの使い方が全てではないのが面白いところです!